「家」の在庫が・・・
2021年11月21日
佐野市に限った話かもしれませんが、住宅の在庫が減っています。
特に、「中古住宅」の売れ行きが好調なようで、不動産業者間ネットワークシステム「レインズ」や大手ポータルサイト等を見ていても、数か月前と比較して数十件単位で在庫が減っています。。
実際に売れている物件は、申込みが重なることも最近はしばしば・・・
「良い物件は比較的すぐに売れ、売れ残っている物件はずっと残っている」
そんな状況が以前より加速しているように感じます。
なぜこんなにも…と個人的に要因を考えてみました。
・コロナ禍において不動産需要が高まった
→家にいる時間が増加し、“「おうち時間」を快適に過ごしたい”。
→在宅での仕事が増え、狭いアパートでは仕事に集中できないので広い家に住み替えたい。
→密を避けるため、田舎にセカンドハウスや別荘が欲しい。
などの理由で需要が高まったのではないでしょうか?
・税制優遇などの期限が迫り、駆け込み需要が増えた
→グリーン住宅ポイントや住宅ローン控除13年延長、そして数日前にニュースでリリースされた「住宅ローン控除額の改悪予報」など、様々な優遇措置が期限を迎え(ようとし)ています。
逆に最近良く考えるのですが、この「ボーナスタイム」が終わった時、住宅・不動産業界の行く先が怖いですね・・・
個人的には現在の優遇措置が期限を迎えた後には、【中古住宅の流通:特に地方の空き家の流通を活性化させる為の税制優遇や施策】を国に新たに打ち出して頂けたらな・・・と考え、僅かながら期待をしています。
ポジショントークのように聞こえてしまうかと思いますので、あまりはっぱをかけるようなことは申し上げたくないのですが、正直「売却するなら今はチャンス」と心から思いますね。。